豊臣・徳川による、長く凄まじい受難の茨の道を歩みつづけ、壮絶な宗教弾圧に耐えて、耐えて、耐え抜いて、ようやく新しい時代の到来とともに、キリスト教文化の輝きを放ちはじめた、かつての長崎の街。
この美しくも聖なる街に、キリスト教国のアメリカは、核兵器による死の放射能を浴びせかけ、一瞬のうちに破壊・殲滅し、地獄の焦土へと変えてしまった。
かくして東洋一の大聖堂・浦上天主堂は、一瞬のうちに瓦礫の山と化した。
堂内ではちょうど礼拝の最中であった。多くの人々が神に祈りを捧げていた。
神父をはじめ、全員が亡くなった。
聖堂の大鐘楼は、爆風で北へ30mも吹き飛ばされた。
こんな理不尽が許されていいのか!
こんな理不尽が「しょうがない」で済まされるのか!
そして。。。
彼らの心は、痛まないのでしょうか?
彼らには、良心がないのでしょうか?
彼らには、謝罪する気がないのでしょうか?
彼らは戦争に勝ったから謝罪しなくてもいいのでしょうか?
彼らは、夥しい数のキリスト者を、核兵器・放射能という悪魔の道具を用いて、無残に焼き殺したのです。
彼らは、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に神の救いは受けられません!
なぜなら彼らは、いまだにこれを懺悔せず、その悪魔の行為を正当化し、夥しい数のキリスト者を放射線で焼き殺した、悪魔の道具である核兵器を作り続けているのですから!
私は、聖書にはあまり詳しくはないのですが、
『聖書』「マタイ伝」にはこんな一節があるようです。
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世は我に欺きを仕掛けぬ。
偽りとたくらみもて、
多くの網とひそかなる罠おば。
主よ、
この危うき中にて、
我を顧み、
偽る者の術数(てだて)より我を守り給え!
(J.S.Bach『マタイ受難曲』Nr.38 Choralより)
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彼らこそが、「欺きを仕掛け」「偽りとたくらみもて」「偽る者の術数(てだて)」なす、悪魔そのものではないでしょうか。
世界一大量に、大量破壊兵器を所有し、「テロとの戦い」と言いながら、世界中でテロ行為を誘発している国は、いったいどこの国なのですか?
彼らではないのですか?
人類史上、最も多くの人間を殺し続けてきている国は、いったいどこの国なのですか?
彼らではないのですか?
※私たちは被曝したのではありません。
※被曝させられたのです。
※我が国は「被爆国」ではありません。
※「被曝させられた国」なのです。
私たちに死の放射能を浴びせかけたのは、いったいどこの国なのですか?
彼らではないのですか?
彼らこそが世界一の「大量破壊兵器」所有国ではないのですか?
彼らこそが「ナラズ者の悪の枢軸」「テロ誘発国家」ではないのですか?
彼らの「錦の御旗」、大義名分によれば、彼らは彼ら自身を、
その自らの手で撲滅しなければならないのではないですか?
歴史と伝統あるヨーロッパの秩序の中では暮らせずに、その秩序からの「はみ出し者」たちが、ヨーロッパから逃げ出して、新大陸に移住し、アフリカからの奴隷を買いあさり、原住民を殺しまくって、自分たち白人の好きなように、白人たちの勝手放題、やりたい放題に、非理性的な知性のない国をつくって、そうして、いまやカネ(経済)と暴力(軍事力)のチカラだけで、偉そうに世界一デカイ顔をしている。
国連安保理を無視し、先制武力攻撃を仕掛けた。国際世論を舐めきっている。歴史の浅い、薄っぺらな、理性なき成り上がり者。我がままで、頭が悪くて、すぐ偉そうに拳を振り上げて暴力(武力)にモノを言わせる。卑怯で、卑劣で、臆病者で強がりの、知性も品格もない、世界一の身の程知らずの恥知らずとは、
彼らではないのですか?
彼らにこそ、国際刑事裁判所(ICC)の法廷で、法による鉄槌を下さなければならないのではないでしょうか。武力の行使を、戦争を、核兵器の使用を、テロの誘発を殲滅するために!
「ダメなものはダメだ」と、キッパリと彼らに言いきる、その理性と知性を、いま、時代は、私たちに求めているのではないでしょうか。人類史上唯一の「被曝させられた国」として。「被曝させられた者」として!
戦争は「絶対悪」です!
戦争をしないことのみが「正義」です!
この「正義」を明文化しているのが世界で唯一、
我が国の『日本国憲法』「第9条」なのです。
私たちの『日本国憲法』は、世界で最も誇り高き「正義の章典」なのです!
世界に誇れる「正義」の条文は、絶対に守り通さなければなりません!
「武力行使は、いかなる理由があってもダメ」なのです。
「ダメなものはダメ」「絶対にダメ」なのです!
最後に、戦没者とそのご遺族の方々には、次の詩を捧げます。
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憩いたまえ。
安らけく。
聖なる御躯よ。
いまを限りに、
はや御身に涙そそぐことはなし。
憩いたまえ。
安らけく。
しかして我らをも、
憩いに導きたまえ。
御身に定められし墓は、
いまよりこののち、
いかなる悩みにも閉じ、
塞がるることなかるべし。
しかしてその墓こそ我らには、
天つ御国への門口にして、
よみへの道を閉ざす標(しるべ)なれ。
(J.S.Bach『ヨハネ受難曲』Nr.67 Chorより)
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2007年8月9日
長崎原爆忌に記す。
戦争に対する強い怒りと、戦没者に対する心からの祈りを込めて!


