2007年10月5日の参議院本会議での会議録が、参議院のホームページで公開されましたので、一昨日(2007年10月15日)、以下のメールを防衛省に送り、防衛省としての見解を求めました。
防衛省からの返事はまだございませんが(無視される可能性も大ですが、1週間待って返信がなければ、次はFAX、それでも返信がなければ、次は手紙でと、「波状攻撃」戦術を考えています。なぜなら、私たち国民には、首相答弁を受けての防衛省としての見解を知る権利があるからです)、何らかのかたちで返信がありましたら、続報として拙ブログに掲載させていただき、再び各方面にトラックバックを送信させていただきたいと思っております。
以下、私が防衛省に送信したメールです。
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防衛省 御中
前略
私は、欧州連合(EU)宗教政策諮問委員会(Y.S.E.E.)のメンバーで、鳥居正宏(とりい まさひろ)と申します。
貴台に対して、1点、お伺い致したいことがあり、このたび、かかる電子メールを差し上げました次第でございます。
さて、そのご教示願いたいこととは:
平成19年10月5日の第168回国会・参議院本会議における代表質問において、社会民主党党首、福島みずほ氏と、内閣総理大臣福田康夫氏との間で、元自衛隊イラク復興支援隊長(現・参議院議員)の、佐藤正久氏による「駆け付け警護」発言の問題について、以下に引用するやりとりがございました。
(出典:参議院会議録情報 平成19年10月 5日 第5号)
www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select00/main.html
--------------------(ここから引用)--------------------
第168回国会 本会議 第5号
平成十九年十月五日(金曜日)
午前十時一分開議
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○議事日程 第五号
平成十九年十月五日
午前十時開議
第一 国務大臣の演説に関する件(第三日)
第168回国会
第5号 平成19年10月5日
○議長(江田五月君) 福島みずほ君。
〔福島みずほ君登壇、拍手〕
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、福田総理に質問をします。
(中略)
初代イラク復興支援隊長だった佐藤正久参議院議員は、オランダ軍が攻撃を受ければ、情報収集の名目で現場に駆け付け、あえて巻き込まれ、応戦するつもりだったと発言しました。このような態度は法の支配を踏みにじるもので、断じて許すことはできません。旧日本軍の反省が全く分かっていません。総理、内閣の長として、このような元支援隊長の姿勢を完全に否定していただきたい。いかがですか。
(以下略)
【※鳥居註:以下、これに対する福田総理の答弁】
〔内閣総理大臣福田康夫君登壇、拍手〕
○内閣総理大臣(福田康夫君) 福島議員にお答えを申し上げます。
(中略)
初代イラク復興支援隊長の駆け付け警護に関する発言についてのお尋ねがございました。
イラク特措法に基づく人道復興支援活動を行う自衛隊の部隊には、いわゆる駆け付け警護、すなわち自衛隊部隊の活動している場所から遠く離れた場所にまで駆け付け、攻撃を受けている他国の軍隊等を救援するために武器を使用することは現行法上認められていないところでございます。御指摘の発言の真意は承知しておりませんが、自衛隊の部隊が法令を遵守して活動すべきことは当然のことであります。
(以下略)
--------------------(ここまで引用)--------------------
すなわち、福島みずほ氏の質問に対し、福田総理は、元自衛隊復興支援隊長による「駆け付け警護」発言について、(御指摘の発言の真意は承知しておりませんが)と言いながら、
◎「自衛隊部隊の活動している場所から遠く離れた場所にまで駆け付け、攻撃を受けている他国の軍隊等を救援するために武器を使用することは現行法上認められていない」
◎「自衛隊の部隊が法令を遵守して活動すべきことは当然のこと」
と答弁されています。
すなわち、我が国の防衛上の最高指揮官である内閣総理大臣が、元自衛官である(すなわち、まだ自衛官であった時点での)佐藤正久氏の「駆け付け警護」の、実行されていたかもしれない計画は、「現行法上認められていない」即ち " 違法行為 " であると、「国会」の場で明言され、「断罪」されました。さらに防衛省・自衛隊に対しても「法令を遵守して活動すべきことは当然のこと」と厳しく " 諌言 " されておられるわけです。
この、福島みずほ氏の質問に対する福田総理の答弁について、防衛省は、現時点において、当時自衛官であった佐藤正久氏の(自衛官であった時点での)いわゆる「駆け付け警護」発言(とその計画)について、および自衛隊に対する「法令を遵守して活動すべきことは当然のこと」という、内閣総理大臣としての発言を、どう受け止めておられるのか。「現時点」での防衛省としてのご見解を賜りたく、お願い申し上げます。
草々
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これから、少し時間をかけて、福島みずほ党首と福田総理とのやりとり(とくに福田総理の答弁)について、憲法や関連諸法・国際法、そして歴史的経緯などと突き合わせて問題を検証し、今後の課題と問題点を浮き彫りにしたいと考えています。
じつは先々週から、全く別の課題(とある情報の収集・集計作業)に取り組んでいて、それが予想に反して時間を費やし、長引きそうなのです(涙)。
かかる佐藤発言についての検証結果は、必ず、拙ブログで記事にさせていただきます。
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