大阪市内を走る路面電車(阪堺電車)
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きょう(6月10日)は、「路面電車の日」だそうです。
私の住んでいます大阪市内にも、路面電車が走っています。大阪市内(恵美須町、またはJR天王寺駅前)と、大阪市の南に隣接する堺市内(浜寺)を結ぶ電車で、これは大阪市営ではなくて、私鉄の「阪堺電車(阪堺電気軌道株式会社)」の路線です。
運賃は格安で、大阪市内は全駅200円。大阪市内から堺市内へは290円です。
いま、ヨーロッパでは、環境保護の観点から、路面電車が見直されています。とくに「次世代路面電車」といわれるLRT(Light Rail Transit)が注目されています。
LRTは、高性能で低騒音。乗り心地も良く、しかもお年寄りや体の不自由なかたにも利用しやすいように、駅施設や車両が設計・デザインされています。
日本でも、富山市が第三セクターでLRTを導入し、また堺市もLRTの新路線建設の計画があるそうです。
私が子どもの頃(1960年代から70年代)には、まだまだ各地で路面電車が走っていました。
しかしその後、アメリカのように、モータリゼーションの波が押し寄せ、環境に優しい(排気ガスを出さない)路面電車が、排気ガスを撒き散らす自動車(おもに自家用車=マイカー)にとって「邪魔物」扱いされ、どんどんと姿を消してしまいました。そして都市の公共交通機関は、地下鉄やバスにとってかわられたのです。
しかし、環境の面から言えば、排気ガスを撒き散らす自動車こそ、環境にとって「邪魔物」なのではないでしょうか?
それと「マイカー」指向も環境には厳しいと思います。一家に1台から1人に1台へと普及してきた自動車は、輸送手段としては、きわめて非効率的なのではないでしょうか?
普通自動車1台で運べる人間は5人程度です。しかし1台のバスや1両の路面電車で運べる人間は100人以上です。
普通自動車(マイカー)こそが、非効率的で環境破壊・地球温暖化の大きな要因の1つではないでしょうか?
私たち(とくに、公共交通機関が発達している都市の住民)は、いま、「マイカー」という概念を捨て去り、公共交通機関を活用する生活スタイルに変える時期が来ているのではないでしょうか?
そして、路面電車は、その建設費や維持費が低コスト(地下鉄の建設費や地下鉄の維持費と比較すれば破格の安さで敷設・維持でき)、その結果として、運賃は地下鉄よりも低料金となり、市民が気軽に利用でき、環境にも優しいのです。
このように、いま、時代は、環境にも財布にも優しい路面電車を見直す時期に来ているように思うのですが、いかがでしょうか?
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