昨日(2007年10月17日)の拙ブログの記事 :
『防衛省に質問しました −首相の国会答弁と「駆け付け警護」発言−』
http://tokidokilogos.blog109.fc2.com/blog-entry-51.html
において、私が10月15日に防衛省に対して、佐藤正久氏の「駆け付け警護」発言について送信した質問のメールに対して、本日(2007年10月18日)に、防衛省からの返信が参りました。
以下が、佐藤正久氏による「駆け付け警護」発言についての、防衛省としての見解を示した、防衛省からの返信の内容です(原文そのままの転載です。ただし私のメールアドレスだけは伏せています)。
------------(ここからが防衛省からの返信)------------
Subject: RE: 元イラク先遣隊長・佐藤正久氏の発言について(伺い)
Date: Thu, 18 Oct 2007 17:58:25 +0900
From: イラク関連 メール
<infoiraq@mod.go.jp>
To: Masahiro Thorii <**************>
防衛省 広報課です。
佐藤参議院議員の発言につきましては報道された
範囲において承知しておりますが、当該発言は
佐藤議員個人の思いを述べたものと理解しております。
なお、「自衛隊の部隊が法令を遵守して活動すべきことは
当然のこと」との答弁につきましては、特段異論ありません。
=======================
Ministry of Defense Public Affairs Dev.
防衛省大臣官房広報課
Mail : infomod@mod.go.jp
=======================
------------(ここまでが防衛省からの返信)------------
すなわち、防衛省としては、佐藤氏の「駆け付け警護」発言は、「佐藤議員個人の思いを述べたもの」と理解しているということです。
この防衛省の見解では、もし、「駆け付け警護」が実際に実行されていたならば、即ち、日本から遠く離れたイラクの現場で、国民が誰も知らない間に、「既成事実」として、すでに現場での戦闘が開始されていたとしても、その責任は、すべて佐藤氏個人にある。ということなのでしょうか?
佐藤氏には、個人の裁量で、軍隊を動かし、武力を行使し「駆け付け警護」のための戦闘を開始するだけの権限が与えられていた。ということなのでしょうか?
国会の承認、防衛大臣の許可、そして日本国防衛の最高指揮官である内閣総理大臣の命令なくして、佐藤氏個人が、「個人の思い」で戦闘行為を開始しても良く、そしてその責任は、全て佐藤氏個人が負う。ということなのでしょうか?
このような事が、許されるということなのでしょうか?
上記の防衛省からの回答を見るに、いま、防衛省には、まったく、シヴィリアン・コントロールが効いていないのかもしれません!
みなさん、どうかこのことを、防衛省に問うてください。
1人でも多くのみなさんから、「市民の声」として、防衛省に疑問をぶつけてください。
また、与党、野党に対しても、この防衛省の回答についての疑問を「市民の声」としてぶつけてください。そうして官邸や国会議員に働きかけてください。
議員のかたは、この問題について、どうか議会で取り上げてください。
マスメディア関係のかたは、この問題について、防衛省を取材し、取り上げてください。
防衛省に対する、シヴィリアン・コントロールを復活させなければなりません!
そのためには、何よりも、シヴィリアン・パワーが必要です!
防衛省広報課(イラク派遣担当) :
infoiraq@mod.go.jp
※私は、直接防衛省に電話をして、広報課のFAX番号を尋ねたのですが「お教えできません」と断られてしまいました。
【追記】
本日(2007年10月30日)、当記事のコメント欄にて、ゴンベイ様から、以下の貴重な情報を提供していただきました。ゴンベイ様、ありがとうございます。
防衛省広報課が利用しているFAX番号 :
防衛省・自衛隊:市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)のご案内
http://www.mod.go.jp/j/events/ichigaya/tour/
>次の申請書及び名簿に必要事項を記入し、FAX又は郵送にて提出してください。
見学申請書及び見学者名簿:PDF形式
http://www.mod.go.jp/j/events/ichigaya/tour/sinsei.pdf
には、
FAX:03−5269−3268
とあります。昨年の資料では、広報課報道室国際班として、
FAX:03−5269−3270
なんてのもあります。
この防衛省からの回答を読んで、柳条湖事件を連想し、背筋の凍る思いをしてしまうのは、私だけでしょうか?
これは、まさしく、福島みずほ社民党党首が、10月5日の参議院本会議で、福田総理に述べられたことば :
「このような態度は法の支配を踏みにじるもので、断じて許すことはできません。旧日本軍の反省が全く分かっていません」
ということです。佐藤氏個人のみならず、防衛省そのものが「旧日本軍の反省が全く分かっていません」といえるでしょう。
私は、このことについて、再び、防衛省にメールで問いかけます!
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